元ニートの精神空間 

14年引きこもりコミュ障ニートの精神の避難所

奈落の底に落とす゛先生からのお話が”

「先生からお話があります」

今日病院で説明があるので話を聞きに行ったが。このセリフを聞くと覚悟しなければならないから、2度と聞きたくない、恐ろしくて震える。

4年前か5年前に初めて聞いた

「先生からのお話が」は祖母がもう高齢で手術が出来ないと言われた。後は死ぬのを待つだけというのを聞かされた。

2度目は2年前。父の病名を聞かされた。難病で寝たきりになるかもしれないと。

1年前、精神病院での「先生からのお話が」

強制入院となった次男。

同じく1年前、末期のガンだが、腹を切り、胃を取れば1年生きられると言われた時、その後また呼ばれ「先生からのお話が」。もう手遅れで余命3か月と言われた。

そして今日の「先生からのお話が」。

正直、もう覚悟を決めていた。癌ではないかと予感があったから。しかし実際は癌ではなかった。ホッと息を吐く。恐ろしい。聞かされたら受け入れるしかない、現実。どんなにショックを受けて、立っていられないほどの動揺しようが、現実は非情だ。誰も助けはくれないのだ。

 

最近何もかも虚しく感じる。

こんな事してなんの意味が・・

もういいだろう・・

無気力で何もしたく無い、出来ない

このまま目を閉じ死ぬ、それでいいじゃん。

 

ニートの時は金が全てだ。金こそ幸せだと言ってたワイ。しかし金は幸せではないと分かった。そんなの意味ないと。本当の幸せとは何もない日常だと。ワイは幸せとは何かと、父に聞くと父がよくワイに幸せの青い鳥の話を言って聞かせた。その時は何とも思わなかったが。今じゃ分かるよ父さん。どうしてだろう。父が死んだ後に気づくなんて。もっと早くに気づきたかったな・・・。1日に何度か無性に父に会って話をしたい衝動にかられる。そして絶望する。もう二度とないと。どうして自分はここにいるんだろう・・・・・