絶望にあえて絶望を足す
最近気になってた本を久々に買って読んだ
1ページに3行とか5行の短い言葉が書かれてるが
短い文の中にはなんとも深く、心に染みる言葉の数々
読み終わた後には、すっかりカフカのファンになってしまった
誰もがポジティブな言葉に共感するわけではないのだ
むしろ疲れている時こそ、同じ心境の人間に共感し
慰められるのではないだろうか
本の内容は人生・父・人間・結婚・恋人・仕事などに
いかに絶望したか相手に愚痴るような手紙が多い
(メモ(落書き)のような紙の内容までこんな風に公開されているとカフカが知ったら・・・w
個人的にここまで素直にネガティブなセリフを堂々と相手に隠さず伝えられるカフカに純粋に尊敬を感じた
普通はこんな風に人に弱みを見せられないよなー・・
なんか羨ましい・・
自分というものをちゃんと持っているのに
何故かネガティブなカフカ
でもそのネガティブな理由がまた人間らしくて共感する
だから何の抵抗なく、ストンと心に落ちる
今、この本は寝室の枕の横に置いてある
寝る前に少し読み返して寝るようにしている
少しでも楽な気持ちで寝れるようにと。
相変わらず不眠で寝れずに困っている
何度も何度も目が覚める
酷い悪夢で飛び起きる事もある
疲れていると分かっている
分かっているけど、どうしようもない
生きる事は疲れる(--)