止まった時間
父が帰ってきた。
くたびれた青いスーツ姿でいつも通りの位置に立ち。
もう55歳だから~と話している父。
自分は普通通りに話していた。が、途中ではっと気づき
泣きながら話を続けていた。そこで目が覚めた。
夢だった。時計を見ると朝6時。今日は休み。
なんとなく外に出て花を眺めた。
今日一日ぼんやり人生を考えてた。
これでいいのだろうか?
なんの為に?
もう終わりたい。理由がない。
人生はなんて長いのだろうか。
まだ半分しか生きていない。
まだ半分以上ある。
なにもする事がない。
夜になると次男が帰宅。
久しぶりに普通に話をした。
その瞬間、昔を思い出し懐かしくなった。
まぁその後理不尽な罵倒が始まって
ワイの精神「・・・・」なんだけどね。
何をしていても、何もしてなくても毎日どんより憂鬱。
自分だけスローで動いている感覚
色がない。自分だけ死んでいる。
鳥だって話す相手が居るというのに。
思考できない。思考が停止している。
バグったように同じセリフを繰り返している
毎日。毎日ずっとずっと。